日本国際連合学会 国連課題研究会 第11回月例会合の案内
2025年5月27日(火)午後8時~9時35分
オンライン・セミナー 『未来のための約束を紐解く_若者および将来世代のための世界的活動モデルをめざして』
基調報告者 大久保 公人 One Young World Japan Committee代表理事
各位
次回第11回国連課題研究会は、「未来のための約束」(2024年国連未サミット成果文書)のうち第IV.章「若者および将来世代」をテーマにしたオンライン・セミナーを行います。
同セミナーでは、One Young World Japan Committeeの大久保公人代表理事から、未来のための約束に対するOYWの位置付けと日本の役割につき、基調報告をいただき、その論点につき、講評および討議を行う予定です(報告資料別添)。
参加要領、プログラム、及び研究会の趣旨は、下記の通りです。
皆様のご参加を切に願って、茲に案内を差し上げる次第です。
なお、末筆ながら、6月24日(火)(20:00-21:30)の研究会では、The Pact第4章の「科学・技術・イノベーション(STI)、そしてデジタル協力」と付属I.「グローバル・デジタル・コンパクト」につきまして、、チリツィ・マルワラTshilidzi Marwala国連大学学長に基調報告をいただく予定です。
2025年5月14日
猪又忠德 国連課題研究会幹事 日本国際連合学会理事
記
第11回国連課題研究会オンライン・セミナー
開場時刻: 2025年5月27日 07:30 PM 大阪、札幌、東京
1. 参加要領
Zoom ミーティングに参加する→
https://us06web.zoom.us/j/81769060347?pwd=1hnN3on7KbLB0CmZIQkyMNxcXBGeAR.1
ミーティング ID: 817 6906 0347
パスコード: 234739
録画:ミーティングは、録画されます。用途は、研究会のサマリー作成のための内部作業に 限り、発言内容は関係発言者の同意なく公表されません。
事前登録:不要にしております。関心のある方に拡散していただければ幸いです。
ただし、ZOOMヴィデオ画面上の参加者画像欄にご氏名乃至属性を必ず記入ください。
(不適切な参加者は事務局の判断でZOOMから退席をお願いする場合がありますのでご了解ください。)
2. プログラム
第11回国連課題研究会 オンライン・セミナー 「未来のための約束を紐解く_若者および将来世代のための世界的活動モデルをめざして」
2025年5月27日 08:00 ~09:35PM
19:50 ZOOM入室開始
20:00~20:05開始 モデレーター 久山 純弘 国連学会理事、OYWKC理事
20:05~20:35 基調報告 大久保 公人 One Young World Japan Committee代表理事
論題:「「未来のための約束」に対するOne Young World(OYW)の実践的価値」
20:35~21:05 講評 (発言資料不要)
① 長川美里 NPO法人Wake Up Japan 副代表理事 2023年Davos 50
② 調 漸OYW長崎協議会会長 (確認中)
③ 吉田 文彦 核兵器廃絶研究センター 教授 (センター長)(確認中)
④ 船越 吉子 One Young World Japan Coordinating Ambassador
21:05~21:30 若者との対話と参加者による自由討論(一発言3分以内)
長崎Youth/長崎大学学生
21:30今後の行事案内
21:35 終了
登壇者のご紹介(敬称略)
大久保 公人 (おおくぼ きみひと) One Young World Japan Committee代表理事
1987年 早稲田大学商学部卒業、米国系グローバル・ブランディング・コミュニケーション企業へ入社,国際的なマーケティング・コミュニケーションに従事。
1998年 Havas SA.Japan代表取締役社長に就任。 IT、消費財、金融、自動車、運輸、観光等分野において、グローバル企業における世界戦略及びブランディング・コミュニケーションに関与。
2001年から2002年 スイスローザンヌのIM D国際経営開発研究所にてグローバル・マネージメントを学ぶ。グローバル・コミュニケーションを通じた「日本のブランディング、日本の国際化」の為の社会的活動を推進。企業内でのブランディング・コミュニケーション・セミナーや教育機関(日本インターンシップ協会、私立大学など)でコーチング。日本各地の文化伝統や革新的技術を世界価値化するための国際ネットワーキング等を行う。
また、全世界190カ国、2000名以上の次世代リーダーが集う国際サミットOne Young WorldのOne Young World Japan Committeeを2011年に設立し、2019年に一般社団法人として法人化し、グローバルな視野と世界人脈を有する日本の次世代リーダーの育成に努める。
長川美里(ながかわ みさと)NPO法人Wake Up Japan 副代表理事 2023年1月のDavos 50
1990年生まれ。東京大学公共政策大学院CAMPUS Asia(公共政策修士、北京大学国際関係学院(国際関係学修士)。 GLOBIS経営大学院英語MBAのTechnovate,Asia,Japanにおける特別プログラム・テクノベート特別クラスの企画・担当。武蔵大学非常勤講師。その他、OYW 2013南アフリカ参加。世界経済フォーラムより組織されるグローバルな若者のコミュニティにてDavos 50の選出(2023)、社会教育団体Wake Up Japanの理事として東アジアの平和構築をテーマにした活動を実施。 日中韓三国協力事務局Trilateral Youth Exchange Networkコアメンバー兼メンターを勤めた他、2024年より上智大学博士課程Global Studies在籍。共著に、「日韓スタディーズ ①新たな研究と学び」(2024年)。
船越 吉子(ふなよし きっこ)One Young World Japan Coordinating Ambassador/ NTT コムエンジニアリング社員
2021年NTTコミュニケーションズ(NTT Com)グループ入社。インドメンバーとのUNO2.0の国際通信の構築プロジェクトにおいて、プロジェクトマネージャーやシステムエンジニアを担当。OYWサミット参加テーマは「メンタルヘルス」と「OYWの魅力発信」。OYWに出会ったことで、自身のメンタルヘルスが向上された。また、OYWが日本人のグローバル意識や社会課題の当事者意識向上につながる取り組みだと実感したので、この魅力を多くの人に伝えたいと思っている。
2023年10月のOYWベルファスト(イギリス・北アイルランド)へ参加後、国内でのOYW Japanの活動でコミュニティ醸成の中心的な役割を担っている。
モデレーター 久山 純弘 (くやま すみひろ) 国連学会理事、OYWKC理事
1936年生まれ。日本国連学会理事、日本国連協会理事、日本ハビタット協会理事。東京大学教養学部教養学科卒業、上智大学国際学部大学院修了、経済企画庁(1968-1970), UNDP(1970-1975)•国連代表部参事官(1975-1984)、国連事務次長補(1984-93)、国連システム合同監察団(JIU)(議長職を含む)(1995-2004)、国連大学客員教授(2006-2010)。Envisioning Reform: Enhancing UN Accountability in the 21st century (UNU Press. 2009)ほか。外務大臣表彰(2005年度)、瑞宝中綬章(2015年春)。
3.研究会の趣旨
セミナーの目的は、未来のための約束の要請する若者及び将来世代対策を実施するには、どのようなグローカルな仕組みが可能かを検討することです。未来のための約束は、持続的可能な開発と平和の実現に向け、どうすれば現世代が将来世代に取返しのつかない事態を避け、どうすれば持続可能な開発と平和及び人権の実現条件を確実にし、将来世代に受け継いでいくかを問いかけています。
具体的には、OYWのような指導的な若者活動団体や、長崎におけるように地域共同体・自治体の若者支援団体の貢献、および、大学機構による次世代リーダーの育成・社会進出の展開の仕組み(註)を研究すれば、未来のための約束の諸施策を実現する世界活動のモデルを見出すことが可能かと思われます。
註:OYW長崎協議会は、2005年5月16~18日Nagasaki Peace Preneur Forumを開催、 長崎平和協力推進協会はNPT準備会合等に長崎の高校生平和大使を派遣。岡山大学は、OYWジャパン大学連携ネットワーク設立を推進。